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INDEX
◎セミナー紹介◎
1. 繰り返す捻挫や様々な足部疾患を解決へ導くCSPT2017足部・足関節編
◎症例紹介1◎
2.足関節編
◎症例紹介2◎
3. 足部編
◎開催要項・お申込み◎
4. CSPT2017札幌・関東(足部・足関節)

 
◎セミナー紹介◎
 
1.繰り返す捻挫や様々な足部疾患を解決へ導くCSPT2017足部・足関節編
 
 <足関節編>
 足関節の怪我として最も多いのは足関節捻挫です。そして適切な対処をしなければ慢性足関節不安定性に移行します。しかし、これらの疾患もリアライン・コンセプトを用いて解決へと導くことが可能です。
 
捻挫を繰り返すと、
1) 足をひねり(giving-way)やすい
2) 歩行の立脚初期(足関節背屈位)でも捻挫を起こすことがある
3) 中間位では背屈制限があるが、距骨外旋位で背屈が増大する
というような病態に陥ります。これを蒲田らは「足関節背屈位動揺性(unstable mortise)」と定義しました。これを改善するには、以下の治療を進めます。
 
(1)リアライン相: 組織間リリースやエクササイズを用いて、足関節背屈位における正常なアライメントを獲得する。その結果、背屈位動揺性を解消し、他動的な足関節内旋時の骨性のend feelを獲得する。
 
(2)スタビライズ相: 主に荷重位でのトレーニングにより、リアライン相で獲得した正常なアライメントを失わないために必要な筋力、筋活動パターンを獲得させる。
 
(3)コーディネート相: 動作修正により、捻挫発生のリスクの高い動作やマルアライメント再発のリスクの高い動作を修正する。
 


 
<足部編>
 足部疾患の一つである外反母趾は、リアライン・コンセプトに基づく治療により症状改善が可能です。
 
 最初に、足部以外からの影響として後足部回外を修正します。それには足関節内側の拘縮とともに、膝関節における脛骨外旋拘縮、または股関節外旋拘縮の治療が必要となります。詳細は割愛しますが、これらの治療により、荷重時に後足部回外を招く外力を消失させる必要があります。以降は下記のように進めていきます。
 
(1)リアライン相: 降下している立方骨を挙上させます。立方骨の上方への可動性を低下させている癒着に対して組織間リリースを行い、外側アーチの形成に必要な可動性を獲得させます。その上で、足底の筋への圧迫を回避し、立方骨を支持するアーチパッド(インソール)を用いて、立方骨の降下を防ぎます。
 
(2)スタビライズ相: アーチ機能に関与する内在筋、足関節安定性に関与する下腿筋を強化します。
 
(3)コーディネート相: 受傷機転となりやすい動作の再学習し、マルアライメントを招く動作パターンを修正します。
 
 クリニカルスポーツ理学療法セミナー(CSPT)足関節・足部編では、適切な評価のもと、ISRを用いた治療にて、安定した足関節・足部を再獲得させる知識・技術を講習しています。
 

   
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◎症例紹介1◎
 
2. 足関節編
 
◆プロフィール
・30歳代、男性
・競技:サッカー
・現病歴:以前から捻挫を繰り返しており、半年前のシーズン開始から練習強度が上がってきたところで左アキレス腱周囲に痛み出現。
 
◆評価・問題点
(1)炎症
炎症症状は現在認められず、周囲軟部組織の癒着に伴うアキレス腱の幅の肥大があった。疼痛は歩行時の立脚後期で特に強く、しゃがみ込み時痛を訴えた。
 
(2)可動域
可動域を確認としては、背屈20°/10°p、底屈45°/20°pであり、背屈制限が著明であるため、その治療を優先した。
 
(3)アライメント
背屈時のアライメントとして、距骨内側の後方滑り減少、立方骨の落ち込み、前足部の回内運動不十分、下腿外旋アライメントが認められた。底屈時の回外アライメントも認めた。
 
(4)治療方針
以上より、リアライン相終了までに解決すべき問題点として、(1)アキレス腱周囲の浅層、筋間の滑走不全があり、アキレス腱が正常に滑らず機能が発揮できないこと、(2)距骨内側の後方滑りが減少し、骨性の背屈位安定性が得られていないこと、の2点を挙げた。
 
◆目標
(1) 下腿三頭筋、アキレス腱周囲の滑走性を改善すること。
(2) 距骨内側の後方への滑りを改善し、距腿関節の骨性の安定を得ること。
 
◆治療プログラム
(1)アキレス腱周囲のリリース
アキレス腱上とその内外側の皮下組織のリリースを行い、背屈時の皮膚伸張性の改善を図った。続いて、背屈時の距骨後方移動を阻害する、後脛骨筋、長趾屈筋および長母趾屈筋、さらにはアキレス腱とKager’s fat padとのリリースを行い、背屈可動域の向上を得た。さらには、外側の腓骨筋と長母趾屈筋、腓骨筋とヒラメ筋の筋間のリリースを行い、しゃがみ込み時の疼痛軽減が得られた。
 
(2)リアライン・ソックスの使用
 治療にて、背屈可動域の改善、距骨の後方可動性の改善が得られたところで、底屈時の回外アライメントも改善し、底屈時の筋発揮向上が認められた。そこで、可動性の維持・向上を目的に、リアライン・ソックス着用でのプレーへの復帰を果たし、プレー後も痛み増強することはなかった。
 
◆経過
治療2日目:歩行時痛の消失
治療後1週:しゃがみ込み時痛消失
治療後1か月後:競技復帰
 
◆考察
 今回の症例は、アキレス腱周囲の滑走性の改善により痛みの軽減が得られ、骨性の安定性を改善することで競技復帰が可能となった。
 

   
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◎症例紹介2◎
 
3. 足部編
 
◆プロフィール
・20歳代、女性
・診断名:外反母趾
・現病歴: ハイヒールの靴を履くことが多く、以前からつま先に痛みはあった。1週間前より、第1趾中足骨遠位の痛みが増強し、ハイヒールで歩けないほどになった。裸足での歩行時痛もあり。
 
◆評価・問題点
(1) 炎症・疼痛
 触診にて、炎症症状を第1MP関節、母趾外転筋に認めた。同部位に歩行時痛、第1趾背屈時痛があった。
 
(2) アライメント・原因因子
第1趾中足骨内転、中足部回外、立方骨降下、踵骨回外、下腿外旋のアライメントを呈していた。また、母趾外転筋、短趾屈筋間の癒着、立方骨下の脂肪体の癒着が認められた。以上をマルアライメントの原因因子ととらえた。
 
(3)治療方針
マルアライメントによる応力集中の結果、第1趾MP関節、母趾外転筋の疼痛につながったと考えられる。結果因子として第1趾内転に伴う、第2-5趾の外方偏位、外側荷重、腓骨筋機能低下も認めていた。
 
◆目標
(1) 足部マルアライメントの正常化
(2) 母趾MP関節の疼痛焼失
 
◆治療プログラム
(1)足部以外のマルアライメント修正
下腿外旋アライメントの改善を目的に、膝周囲の癒着に対する組織間リリース、下腿内旋レッグプレスを実施。
後足部回外の改善を目的に、足関節内側の癒着に対する組織間リリースを実施。
 
(2) 足部のマルアライメントの修正
・楔舟関節の可動性改善を目的に、モビライゼーション、母趾外転筋深部の癒着への組織間リリースを実施。
・立方骨の挙上可動性改善を目的に、立方骨周囲の癒着に対する組織間リリースを実施。
・立方骨支持のためのインソールを装着。
 
(3) 第1MP関節周辺の癒着のリリース
・背屈運動を阻害する関節包・皮膚・母趾外転筋・短趾屈筋間などの癒着に対する組織間リリースを実施。
・長母趾伸筋と関節包との癒着に対する組織間リリースを実施。
 
◆経過
・治療当日:母趾背屈時痛の消失
・治療後1週:ハイヒールでの歩行時痛消失
 
◆考察
今回の症例では、母趾外転筋周囲の滑走性の改善と、足部アーチの改善により非荷重位・荷重時痛の消失が得られた。
 

 
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◎開催要項・お申込み◎
 
4. <<札幌会場・関東会場>>CSPT2017 クリニカルスポーツ理学療法セミナー(足部・足関節編)
 
■ 日時 ■
(1)札幌会場
足関節:1月7日(日)
足部:1月8日(祝月)
 
(2)関東会場 ※残席僅か
足関節:10月22日(日)※まもなく申込み締切!
足部:11月12日(日)
 
※講習時間は9:30-16:30です。
 
■ 受講料 ■
● 1回ごとの受講料:12,960円(税込)
● セット受講割引あり!下記URLをクリックください。
 
■ 申し込み ■
(1)札幌会場
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(2)関東会場
http://www.glabshop.com/cspt2017/#2
 
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