GLABセミナーニュース !!
 
セミナー情報をこちらで随時配信しています。セミナー情報をいち早く知りたい方は、GLABニューズレターをご登録下さい。

 

INDEX
◎セミナー紹介◎
1. JHS(Joint Health Seminar)とは?
◎蒲田和芳コラム◎
2. 膝関節拘縮に対する中間広筋・膝蓋上嚢リリース
◎開催要項・お申込み◎
3. JHS(Joint Health Seminar)

 
◎セミナー紹介◎
 
1.JHS(Joint Health Seminar)とは?
 
 科学と臨床を対比させながら関節疾患について深く学べる3時間セミナーです。
 
第1部では、博士号取得者による、関節学に関するエビデンスと基礎研究を豊富に盛り込んだ科学的プレゼンテーションを聴講。関節疾患治療の「基礎」となる知識を十分に学んでいただきます。
 
第2部では、ライブ症例(指導・治療の実演)を聴講し、またディスカッションに参加することにより、治療やトレーニングの組み立て方や種々の技術の臨床的な使用法を学びます。
  
次回の7月28日(土)は「膝関節」をテーマとした内容になります。
 
18:00 講演
タイトル:変形性膝関節症の疼痛のバイオメカニクス因子
講師:星賢治先生(広島国際大学)
内容:変形性膝関節症における疼痛とキネマティクス,内反スラスト,半月板逸脱などとの関係について詳述します。
 
19:00~ 2症例(膝関節)
講師:蒲田和芳(広島国際大学)
内容:膝関節疾患の2症例に対して、評価と治療をその場で実施し、ディスカッションしながら治療を進めていきます。治療中も自由に討論できる環境で、日常の臨床の疑問や治療のコツなどを話し合います。
  
日本健康予防医学会会員でない方は、空席待ちとしてご登録いただき、セミナー開催1週間前ほどに確定の方へご連絡させていただきます。
 
参加申し込みURL(会員専用)
 https://realine.info/schedule 
 
空席待ち登録URL:
 https://goo.gl/vwaFeK
 
INDEXへ戻る
 
 
◎蒲田和芳コラム◎
 
2. 膝関節拘縮に対する中間広筋・膝蓋上嚢リリース
 
ACL再建術後の可動域制限の治療を進めるにあたり重要なのは、他動運動、自動運動、リハ後、起床後など可動域の日内変動を小さくすることです。つまり、少し安静にするとすぐに固まってしまうような状態から脱し、獲得した可動域を保てるようにしていきます。
 
そのためには膝の側面の制限因子を完全に取り除くことが重要になります。例えば、腸脛靭帯と外側広筋や膝蓋下脂肪体との癒着を取り除き、安静後に生じる「こわばり」を解消していきます。中間域の他動運動において、健常膝と同じくらいにスムーズな運動を取り戻します。それから、本格的に可動域を広げる治療に取り組むことにより、可動域治療の効果のキャリーオーバーが起こりやすくなり、治療が進みやすくなります。
 
■ 膝屈曲制限の成因
 
ACL再建術後と膝OAで起こる膝拘縮に対して、治療上それほど大きな相違はありません。基本的には回旋アライメントを整えつつ、制限因子を一つずつリリースし、癒着を解消させていきます。ただし,ACL再腱術後では、鏡視下術のポータルの影響、ブレースによる圧迫の影響、術前後の腫れなどが問題を複雑にします。
 
<膝屈曲制限の成因>
1)皮下組織の癒着(大腿四頭筋腱、腸脛靭帯上、膝蓋腱上、脛骨近位部関節包上など)
2)外側広筋外側縁、中間広筋外側縁の癒着
3)膝蓋上嚢と中間広筋、大腿骨との癒着
4)大腿四頭筋間、内側広筋深層の癒着(大腿神経、大腿動静脈を含む)
5)腸脛靭帯の位置異常(前方移動制限は伸展制限の原因となる)
6)膝蓋腱と膝蓋下脂肪体の癒着
7)膝蓋下脂肪体と横靱帯との癒着
8)MCL、LCLの前後への移動制限
9)腓腹筋外側頭・大腿二頭筋長頭の癒着
10)膝窩筋腱癒着(膝窩筋、ヒラメ筋、腓骨、後脛腓靭帯の癒着)
など
 
さらに、
11)ポータル周囲の皮下組織の癒着
が加わります。
 
■ 屈曲制限治療のゴール
 
屈曲制限治療のゴールは快適にフルスクワットや正座ができることであり、100点満点の可動域獲得にあります。その為には上記のような要素をすべて解決する必要があり、そのうちストレッチを含む運動療法で解決できることはほとんどありません。
 
2)と3)を達成するために以下のような技術を用います。まず、外側広筋の外側縁をめくるようにリリースを行った上で、中間広筋の外側縁をめくるようにして膝蓋上嚢と中間広筋の間に入り込み、この部分の癒着を剥がしていきます。これらは屈曲制限の一部となっているだけでなく、膝蓋骨外方偏位の原因でもあるので、筋力発揮を改善するためにも解決しなければならない要素です。
 
頑固な膝拘縮を正座にまで到達させるには数十時間の治療が必要になることがあります。1単位20分と考えると、100単位で33時間です。医療経済を考えると拘縮治療に100単位はとても負担が大きすぎますが、患者自身の希望を考えると100単位で治るなら治療を受けたい、というのが本音でしょう。重要なのは、保険適応であれ保険外であれ、医療システムとしては患者に選択枝を用意できること、セラピストとしては33時間かければ確実に正座まで行けるという治療技術を持つことが重要です。組織感リリースは、確実の拘縮治療を前進させる上で不可欠な治療技術といえるでしょう。
 
INDEXへ戻る
 
 
◎開催要項・お申込み◎
 
3. JHS(Joint Health Seminar)
 
■ 日時 ■
 
7月28日(土)19:00-22:00
 
■ 会場 ■
 
ジャパンライム本郷セミナールーム(東京都文京区本郷4-2-8フローラビル3F)
 
■ 受講料 ■
 
日本健康予防医学会会員:5,400円
非会員:10,800円
※非会員の方は空席待ちのお申し込みとなります。
 
■ 申し込み ■
https://realine.info/schedule#entry_jhs
 
● 該当セミナーを買い物カゴに入れ、ご購入手続きへとお進み下さい。
● お申し込み後のキャンセルは事前資料送付後(開催1週間前程)は返金不可、送付前は30%のキャンセル料を差し引いた金額を返金いたします。
 
★その他現在募集中のセミナーは
https://realine.info/seminar
 
INDEXへ戻る