組織間リリースを習得するための解剖学の教科書
 
 
セミナーの受講者などから組織間リリースを学ぶ上でよい参考書はないかと聞かれる事がしばしばあります。一般的な解剖書(Netter、Prometheus、Grant)などで解剖学的知識としては十分ですが、組織間リリースを行うには立体的に指先でたどる必要があります。そこで、Visible Bodyのような3次元的な解剖アプリはたいへん有用です。実際に組織間リリースのセミナー中にもこのアプリを使って、解剖の復習をしています。
 
 
そう言いつつも、少しでも立体的に解剖を理解し、同時に神経などの注意すべき構造物の所在を理解するには、surgical exposureの解剖書が良いのではないかと思い、買ってみました。今回はKindle版を買ったので、持ち運びも容易です。

Surgical Exposures in Orthopaedics: The Anatomic Approach Stanley Hoppenfeld MD (著), Dr. Piet de Boer MD (著), Dr. Richard Buckley MD (著)

 

めくってみると、まさに指先を組織間に滑り込ませながら触知しているのと同じ視野で描かれており、どこに神経があるのかも明確に記載されています。
  
   
これをセミナーの受講者にお勧めしたいところですが、Kindle版で30876円、ハードカバーで20846円と高額です。しかし、組織間リリースをしっかりと習得するには、こういう投資も必要だと思います。

  
 

 
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